新型コロナウイルス感染の影響を受け2020年、2021年と開催を見合わせてきた大盆踊り会ですが、新型コロナの完全な収束は見込めないものの、本年こそはお祭りを開催できるように関係各所と相談・検討してまいりました。
『新しい生活様式』実践を伴う昨今に於いて、できることを見直していった結果、お祭りとして大切にしたい部分を凝縮して、地域のために盆踊り会を行うことと致しました。
以前の大盆踊り会のような(音楽フェスと言われることもありました…)賑々しさはありません。 誰もが輪になって踊れる、夏の一場面の記憶をつないで地域に残す。それが私たちの目指していることです。
とりわけこの3年間、近隣の子どもたちは自分が暮らす最も身近な地域の神社でのお祭りを体験していません。 会場となる神社境内は普段は幼稚園の園庭です。 現在園に在籍している子どもたちは、自分の遊び場である園庭に人々が集い、おみこしの渡御や屋台、盆踊りがあることを知らないのです。
大人たちにとっては、お祭りは幼い頃からずっと同じ場所で行われてきた夏恒例の行事です。 お祭りの持つ生命力と笑顔が地域を活気づけるのを体感してきました。 このハレの日を3年ぶりに控え、地域一同、お祭りの再開を心から喜びあっています。
当日はお越しになる皆様に対して、その時点で必要な感染対策をお願いすることとなります。 盆踊りを通じて楽しく交流することができるよう、ご協力をお願いいたします。 限られた空間と短い時間ですが、ゆったりと楽しんでいただきたいと思います。
やぐらを囲み、輪になって盆踊りを楽しみ、誰もが睦み和らぐ場になりますよう、 地域の方々を中心として皆様のご賛同とご協力を得ながらともに作り上げていきたいと思います。
大盆踊り会実行委員会